化学療法

化学医療


  • 化学療法グループは、現在教員5名、大学院生5名、院外出向医員 1名で構成されています。胃癌・大腸癌・食道癌・膵臓癌・胆道癌といった消化器癌を中心に、肺癌・原発不明癌・肉腫など固形腫瘍に対する化学療法をおこなっています。臨床研究の分野では、日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)の班員施設であり、そのほかの研究グループとして大阪消化管がん化学療法研究会(OGSG)や西日本臨床試験研究機構(WJOG)といった多施設臨床試験グループの主要メンバーの一員でもあります。試験に参加するだけではなく、臨床的な疑問点を解決すべく新たな多施設共同試験の開発にも積極的に取り組んでいます。

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    また期待される新規抗癌剤や次世代の分子標的治療薬に関する治験にも積極的に関与しており、抗癌剤の新薬開発では西日本でもトップクラスの評価を受けております。更には、終末期患者の癌性疼痛をはじめとした症状コントロールにも積極的に取り組んでおり、緩和ケアチーム活動を積極的に推し進めています。グループメンバ-の多くは米国 M.D.Anderson Cancer Center・国立がんセンター中央病院・国立がんセンター東病院への留学歴があり、患者中心のがん治療の提供およびインパクトのある臨床論文を発表すべくがんばっています。

  • また膵臓癌や胆道癌では、胆管を閉塞することで黄疸がしばしば生じます。これを閉塞性黄疸と言います。通常であれば、ERCP下に胆管にステントを留置して治療します。しかし、術後腸管(胃癌で以前に摘出術を受けたことのある患者さま等)や、癌により、十二指腸が閉塞している場合にはこの手法では黄疸を治すことは困難です。従来では、皮膚の上から針で胆管を穿刺して胆汁を体外に排出していたのですが(経皮経肝胆管ドレナージ術;PTCD)、チューブが体外にでることで患者さまの生活の質を損ね、入院期間も比較的長期に渡ることが欠点です。当グループでは、新しい閉塞性黄疸の治療として、超音波内視鏡下胆管ドレナージ術(EUS-BD)を積極的に行っております(図4)。この手法では、体外にチューブがでることもなく、患者さまの生活の質が保たれます。当グループでは、日本でもトップクラスであり、術者は200例以上のEUS-BD経験数を誇ります。この手法は、急性胆嚢炎や、膵仮性嚢胞といったドレナージ法にも応用できます。さらに新しい経口胆道内視鏡を用いることで、ERCP下により確実な診断あるいは、巨大な総胆管結石に対しても積極的に治療を行っています。
  • このように常に新しい試みにも挑戦しており、学会発表(図5)や英語論文数(図6)も増加傾向にあります。
    本ページをご覧になられ、悩んでおられる患者さまがいらっしゃられればいつでも受診してください。我々が親身に対応いたします。また、医師の方々には、いつでも患者さまをご紹介くだされば24時間365日対応いたします。当グループでは、確実な診断のもと、患者さまにとってBestな治療を絶えず提供することをモットーにしております。当グループは、全員が同じ考えのもと誠心誠意診療いたします。

後藤昌弘 診療准教授
紀貴之 助教
桑門心 助教
西谷仁 助教(准)
島本福太郎 大学院生
寺澤哲志 大学院生
山口敏史 大学院生(出向中)
浅石健 出向中
宮本敬大 留学中
青木雅彦 大学院生(出向中)

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